☆ビタミンD、どれだけ摂る?
新型コロナの流行以来、ビタミンD(VD)が注目されています。
しかし、オーソモレキュラー医学の専門家の間では、以前からVDの免疫能賦活作用は
重要視されていました。
VDは主要なビタミンの中では例外的に血中の前駆体(25OHVD)の濃度を測定することで過不足を評価することが出来ます。
新型コロナへの感染予防、またたとえ感染しても重症化しないためには、少なくとも30ng/mLが必要とされています。
その一方で、「VDの摂り過ぎは副作用もある」と心配する意見もあります。VDをサプリメントで摂取するなら、日常的にどの程度摂ればいいのでしょうか。
効果的に血中濃度を上げるには
日光(紫外線)にあたることでVDを体内合成することは大切です。しかし現代人に
それを常に期待するのは簡単ではありません。(やり過ぎちゃうとシミができちゃいますしねw)
緯度が高い地域や冬季は日光が弱いこともあり、やはりサプリメントの活用は必須です。
国産では多くとも5000IU(125μg)程度のようですが、輸入品には10,000IU、最高で50,000IUの製品も存在します。
どのように使うのが安全で有効でしょう?
超大量摂取でも害は生じなかった
ICUに入院の重症感染症患者で、しかもVD不足の患者に、なんと540,000IUものVDを経腸投与(口からでなく、チューブなどを使い腸に直接入れる)を行い、死亡率や有害事象を検討した研究(PMID: 31826336)があります。
非常に権威のある医学雑誌に掲載されているもので、信頼度の高い論文です。
投与3日目の血中濃度は平均46.9ng /mLでしたが、プラセボ(外見で見分けのつかない偽薬)の場合は11ng /mLでしたので明らかに改善しています。(30ng /mL未満で不足、 20ng /mL未満は欠乏状態)。
投与群に高カルシウム血症、腎結石、心臓病などの有害事象はありませんでしたが、90日後の死亡率もプラセボ群と有意差は出ませんでした。
以上、森永先生のお話でした。
今日はちょっと専門的になりましたがVDの免疫力をあげたり骨粗しょう症の促進を遅らせる必要栄養素だというお話です



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